パンケーキと生酵素の採り方

強さが特徴

日本には、さまざまな形の酵素が存在していますが、中でも、非加熱の生酵素が多いのがひとつの特徴かもしれません。

もともと、酵素は熱に酷く弱く、大量に含んでいる食べ物であっても、加工することで失われてしまうものは少なくありません。
ですが、非加熱で摂ることが出来るそれらは、生きたまま腸まで届くので摂取効率も良く、それらを含む食べ物を大量に摂らなくても、身体へと取り入れることが可能なことが最大の利点だといえます。

生酵素と言えば、パッと思い浮かぶのは野菜や果物といった「生で食べる食品」かもしれませんが、「熱を加えずに加工した、酵素を含む食品」の総称なのです。
海外にも、ヨーグルトやチーズなど、発酵させることで酵素を含むようになった食品は数多くありますが、日本にも、昔から数多くの発酵食品が伝わってきていて、それらには豊富な酵素が含まれています。
では、どういった食べ物があるのでしょうか。

日本の代表的な調味料である、醤油や味噌、塩麹やみりんはいずれも発酵食品です。
また、古くから保存食として作られてきた納豆や鰹節、梅干しなどもこれらに含まれる食品です。
漬物もこれらに含まれますが、現在市販されている浅漬けなどは、調味液に漬けただけのものや、味の変化を抑えるために発酵を止める加工がほどこされたものがほとんどなので、漬物から生酵素を摂取しようと考える時は、ぬか漬けやべったら漬けなどを選ぶといいでしょう。
酢で漬けたらっきょうなどもお勧めです。
また、日本酒にも生酵素は存在しています。
ですから、当然、酒粕や酒こうじにもそれらは含まれています。

こうしてみただけでも、日本には随分と生酵素を含んだ食品が多いことがお分かりいただけることと思います。
最初は、野菜などが少ない時期の備えとして考えられたのかもしれませんが、これだけ長く伝わってきていることから、昔の人は、どんな作用があるのかは正しく理解していなくとも、こうして加工することで「身体に良いものが出来る」ことは理解していたのではないでしょうか。
「胃が疲れている時には、梅干しとおかゆ」などと言われているのも、こうした理由があるからなのです。